妊娠から出産までの間、身体も変化してきますし、いつもと違う日常で不安を感じている女性は多いです。
特に初産の妊婦さんは、楽しみな気持ちもありながら不安も大きいでしょう。
最近ではマタニティグッズはとても種類が増え、快適にマタニティライフが送れるようになりましたが、何を買えば良いかわからないという声があります。
ここでは、買ってよかったものやマタニティグッズの選び方などをまとめていますので、マタニティグッズをこれから買おうとしている人は参考にしてください。
また、妊娠中でも欠かせない買ってよかったマザーズバッグも紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
多くの妊産婦が満足したグッズを紹介します
妊娠中に買ってよかったモノの種類
時短できる便利な家電
乾燥機付き洗濯機
妊娠中に買ってよかった家電は、乾燥機付き洗濯機です。
お腹が大きくなってくると干すのも大変ですし、乾燥までやってくれるのでその間に別の家事ができ、時間を有効に使えます。
お天気を気にせず洗濯できるのでおすすめです。
赤ちゃんが生まれたら洗濯物が驚くほど増えます。
そんな時も安心して洗濯できるので長く活躍してくれるでしょう。
ロボット掃除機
妊娠中の掃除は億劫で大変ですよね。
お腹が大きくなってきたらベッドの下など、かがんで掃除することがとても大変になります。
そんなとき役立つのがロボット掃除機です。
最近では決まった時間に掃除機を掛けてくれたり、部屋の構造を記憶してくれたりと高性能のものが多く販売されています。
産後も時間に追われる日々が続き、掃除もままならないことが想定されます。
ロボット掃除機に頼って楽な毎日を過ごしましょう。
電動歯ブラシ
つわりがひどく歯磨きもままならない…。
そんな日々が続くと虫歯の原因になります。
電動歯ブラシは短い時間でしっかりと歯を磨いてくれるので、つわりがひどいときも助けてくれます。
電動歯ブラシが苦手な人は電動アシストブラシもオススメ。
普通の歯ブラシと同じように手を動かしながら磨けるので、電動初心者にもオススメです。
電気ケトル
妊娠がわかったら電気ケトルの買い替えをオススメします。
妊娠中はつわりなどでなかなか思うように食事が進まず、温かい飲み物でしのぐこともしばしば。
すぐにお湯が沸かせる電気ケトルは火を使わないので安全に湯沸かしできるのが便利ですよね。
そこでオススメなのは「温度設定ができる電気ケトル」です。
完全母乳でない限り、産後は1日に何度もミルクを作ること人が多く夜中のミルク作りはほとんど記憶がないほど。
粉ミルクは70°以上のお湯で溶かし人肌に冷まさなくてはならないので、熱湯で作ると冷やすまでにとても時間がかかります。
温度設定ができる電気ケトルの場合は、希望の温度に設定することで冷やす時間を短縮できるのでオススメです。
今の電気ケトルが古くなっていたら買い替えのタイミングかも？
出産後も役立つおまけ家電
ウォーターサーバー
ウォーターサーバーがない家庭は、妊娠を機に設置を検討してみてはいかがでしょう。
妊娠中は血栓を予防するためにも水分補給が大切です。
ウォターサーバーがあればいつでもおいしい水が飲めますし、料理にも使えます。
また、出産後は授乳に活躍してくれます。
お湯を沸かす必要がなく、赤ちゃんを待たせることなくミルクが作れます。
特に夜間の授乳には役立つでしょう。
食洗機
三種の神器と言われる食洗機は産後のお助けアイテムとしてもオススメです。
最近では食洗機を置く場所がない人でも置けるコンパクトなタイプが多く、一人暮らし用などの小型食洗機もあります。
産後は1日に何度も哺乳瓶を洗う日々が数ヶ月続きます。
妊娠中に食洗機をゲットして産後の忙しい日々に備えてみては？
妊娠出産に関する本や小説
妊娠中は「あれはどうなの？」「これは大丈夫？」などわからないことの連続です。
初めての出産ならなおさらですよね。
そんな時に読みたいのが「はじめての妊娠・出産安心マタニティブック」です。
妊娠中に気をつけたいこと、赤ちゃんの成長過程がわかるので安心感があります。
また、産休に入って時間がある人は、小説を読むのもいいでしょう。
産後は小説を読む時間は全くと言っていいほどありません。
ひとりの時間を有意義に過ごせるのはしばらくお預けです。
小説を読んでゆったりした時間を過ごしながらリラックスしてみては？
買ってよかった理由
時間に余裕ができた
たとえば乾燥機付き洗濯機など便利家電を買ってよかった理由のひとつに、お腹が大きくなってくると家事のひとつひとつが大変になるということがあります。
洗濯ひとつとっても、手を伸ばして洗濯物を干すのが大変になるので、それをする必要がなくなったことが買ってよかった理由のひとつです。
そして何よりも時短になることが大きいですね。
産前産後の貴重な時間を有効に使える点が大きいです。
また、産後の洗濯は想像を超えるものがあります。
赤ちゃんの洗濯物は、思っている量の3倍以上はあると考えてください。
ガーゼや着替えの洗濯が回らなくて買い足すこともしばしば。
大人と子どもの洗濯を分ける人も多く、1日2回以上洗濯しなくてはならない家庭がほとんどです。
洗濯乾燥機があれば、天気に一喜一憂せず洗濯できるのでストレスがなくなるというのも買ってよかった理由と言えるでしょう。
不安な気持ちが落ち着く
妊娠中はちょっとしたことでも不安になりがちです。
また、お腹の子どもの様子も気になるものです。
そんな時にマタニティブックを読むと安心感が得られ、落ち着くものです。
夫婦で一緒に読むことで、夫にも今の妻の状態を知ってもらうことができ、夫も妻を気遣うようになったので買ってよかったという声があります。
小説は、読むと穏やかな気持ちになったり、お腹の赤ちゃんに語りかけられるような内容のものだと、精神的に安定します。
家事が楽になった
たとえばウォーターサーバーがあると冷水、温水がすぐに用意できます。
起き抜けに水を飲む時はもちろん、喉が渇いた時にすぐにおいしいお水が飲めるので、妊婦さんにはぴったりです。
温水もすぐに出てくるので白湯としても飲めますし、出産後は赤ちゃんのミルク作りに温水が活躍します。
産後すぐは3時間おきにミルクを飲ませるため、寝ぼけながら夜中にお湯を沸かしてミルクを作るのが大変です。
しかしウォーターサーバーがあればすぐにミルクを作ってあげられますし、赤ちゃんもパパ、ママもストレスを感じることがありません。
失敗や後悔しないマタニティグッズの選び方
マタニティウェアの選び方
マタニティウェアはお腹が目立ってきてからではなく、早めに着ることをオススメします。
最近では妊娠初期から産後まで使えるものが多いので、早めに準備しておきましょう。
お腹はどんどん大きくなるのでお腹周りにゆとりがあり、締め付けないものが良いです。
また、お腹がしっかり隠れる丈であることも大切です。
できるかぎりお腹を守り冷えないデザインのものを選びましょう。
赤ちゃん用品専門店なら、様々なデザインのマタニティウエアが販売されています。
ユニクロや無印良品でもマタニティウェアを取り扱うようになり、妊婦さんに人気ですね。
トップスやボトムス、ワンピース、パジャマなどデザイン性に優れ、ウエストが調整でき、マタニティウエアに見えないものが多くあるので、出産前から出産後まで着られるものを選びましょう。
サプリメントは医師に相談を
妊娠中は自身とお腹の赤ちゃんのためにサプリメントを摂ることを検討する人も多いです。
今は多くの種類のサプリメントがドラッグストアなどでも簡単に買えるので誰でも手に取りやすくなりました。
サプリメントの中でも妊婦さんが摂りすぎてはいけない栄養素があるため、何を摂っても良いというわけではありません。
サプリメントは薬ではないからと、買いだめをして長期に渡り摂ることがありますが妊娠中はこのようなことはしない方がいいです。
買いだめをしたサプリが、結局妊婦さんに向かないものだったのでムダになったという話はよく聞きます。
サプリメントを摂るのであれば、どんなサプリをどれくらい摂れば良いのかを産婦人科や小児科医師に相談してから購入しましょう。
妊娠線予防クリームの選び方
お腹が大きくなってくると、お腹の皮膚がスイカのようになる妊娠線が出ます。
それは出産後も消えることがないため、今は妊娠中からケアをする人がほとんどです。
クリームタイプのものやオイルタイプのもの、香りがあるものやないものなど様々ありますが自分の肌タイプや好みによって選ぶようにしましょう。
特に妊娠中や出産後は肌が敏感になりがちです。
今まで大丈夫だった化粧品にもかぶれてしまうことがあります。
含まれている成分をよく確認し、できれば低刺激のものやアルコールフリーなど余計な成分が入っていないものがオススメです。
オーガニックやアレルギーテスト済みといったものを選ぶと安心です。
安価で売られていたからとまとめ買いして結局肌に合わなかったということがないよう、まず1つ買って試してみるようにする、サンプルをゲットすることをおすすめします。
腹帯の選び方
日本では妊娠5ヶ月の戌の日に「腹帯」をつける慣習があります。
腹帯とは安産を祈願してお腹に巻くことが本来の由来ですが、お腹をサポートする役割があります。
最近ではサポートベルトや腹巻きタイプ、パンツタイプ、骨盤ベルトタイプなどさまざまな種類があります。
ではどのように腹帯を選べばいいのでしょうか。
サポートベルトタイプ
サポートベルトタイプは、下からベルトでしっかりとお腹を支える構造の腹帯です。
ホールド感が強いので大きなお腹を支えてくれるのが特徴です。
マジックテープやホックなどで調整するタイプがほとんどで、長時間の移動や妊娠後期の疲労軽減にも役立ちます。
アウターに響きやすいですがマタニティウェアを着るようになったらあまり気にならない程度です。
腹巻きタイプ
腹巻きタイプはお腹から腰まですっぽりと隠れるタイプのものです。
筒状なのでトイレのときに上げ下げしなくていいのが特徴です。
ゆったりした作りのものが多く、冷え性の方や締め付けが苦手な人にオススメですい。
就寝時に使えるのもいいですね。
パンツタイプ
パンツタイプはその名の通りショーツ型の腹帯です。
シルエットがスッキリしているのでアウターに響きにくいのが特徴。
動いてもズレにくく、仕事中などにもオススメです。
骨盤ベルトタイプ
骨盤ベルトタイプは細いベルトが主になっており、骨盤と恥骨を支える構造のものです。
お腹を覆うタイプではなく、恥骨部分に巻くタイプなので腹巻きなどと併用するのがオススメです。
産後も使えるものが多く、出産時に広がった骨盤を矯正する役割もあり人気のタイプです。
マタニティグッズを買う時の注意点
買うタイミングを考えて
妊娠中に欲しいグッズや赤ちゃんのグッズなど、妊娠がわかったら準備しなければならないものがたくさんあります。
しかし、妊娠がわかってすぐに全てを揃える必要はありません。
妊娠初期はつわりなどもあって体調が安定しないことが多く、また無理ができない時でもあるので、今すぐ欲しいものをとりあえず買うようにします。
ベビーグッズなど、生まれてから必要なものは体調が安定しやすい妊娠中期に揃えるようにすれば良いです。
妊娠初期にはつわりを楽に乗り切れるものや、リラックスグッズなど、妊婦さんがリラックスできるようなグッズを中心に揃えるようにしましょう。
出産準備リストを作ろう
妊娠後期（8ヶ月～）は、いつ出産になってもおかしくない時期になります。
出産は何があるかわからないものと言われているように、急に始まることもあるので慌てないように準備をしておく必要があります。
かといって妊娠初期から必要というわけではなく、中期から後期になる頃に、「出産準備リスト」を作っておくと落ち着いて準備できます。
入院の準備であるとか赤ちゃんを迎える準備など、リストを作っておけば必要なものだけを買えますし、無駄なものを買うことはないでしょう。
時間の余裕がある時に出産準備リストを見ながら品定めすれば、出産後に「あれが足りない！」などと慌てることも少なくなります。
ただし出産前の大量買いはやめましょう。
出産して入院しているときに、助産師産からオススメのグッズを教えてもらうこともできます。
入院中に病院で使ったおむつや哺乳瓶など、実際に使ってよかったものを退院前にネットで購入することもアリです。
最近ではネット通販で1〜2日程度で自宅に届きますよね。
事前に大量買いして失敗することもあるので、出産前の買い物は最低限の量にとどめておきましょう。
体調の優れない時は無理をしない
妊娠中は体調が優れないことが多いです。
もちろん個人差があるのですが、安定期まではつわりもあり、食欲不振や睡眠不足など、いつものように動けないことがあります。
そんな時は無理に妊娠グッズを買いに行く必要はないですし、見に行く必要もありません。
今はインターネットで購入することもできるので、それで済ませてもいいのです。
ママと赤ちゃんの体調が一番なので、無理をしないようにしましょう。
妊娠グッズを買う時のよくある質問
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妊娠初期はつわりで気分が良くない日が多いものです。
そのためにリラックスできる抱き枕、マタニティ用の下着、お腹の皮膚を守るためのクリームや葉酸サプリなどです。
妊娠初期は妊婦がリラックスできるアイテムを重視して選びましょう。
ただし、サプリメントの摂取については医師に相談してから買うようにしてください。
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妊婦帯（腹帯）は基本的に妊娠5ヶ月目の最初の戌の日にするものですが特に戌の日にこだわらなくても5ヶ月目くらいからつけた方が安定するので良いでしょう。
腹巻きタイプやパンツタイプなどがありますので、好みに合わせて選ぶと良いです。
1〜2枚あれば良いです。
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赤ちゃんとお出かけする時には荷物が増えるので、マザーズバッグを購入する人が多いです。
いろんなタイプのバッグがありますが、リュックタイプのものが両手が空くので使い勝手が良いでしょう。
また、出産の際にマザーズバッグに荷物をまとめて入院するママも多いです。
妊娠後期にはマザーズバッグを準備しておくと便利です。
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最近のマタニティウエアはウエストが調節できたりするので買っておいても大丈夫かと思いますが、妊娠中期から後期にかけて体型が急に変わったという人もいます。
ですからその都度必要なものを買い足す方が良いでしょう。
妊娠初期に買った方がいいものは何ですか？
妊婦帯はいつから必要？何枚いる？
マザーズバッグはどんなタイプが良い？
マタニティウエアは妊娠初期にまとめて買って良い？
まとめ
妊娠がわかったら妊娠中を快適に過ごせるようなグッズや家事を楽にするグッズ、そして赤ちゃんを迎えるためのグッズを揃えなければならないので忙しくなります。
しかし、慌てて全て準備する必要はありません。
ママさんの体調が一番大事ですし、妊娠初期に必要なもの、中期、後期に必要なもの、そして入院準備、ベビー用品の準備と段階を踏んで進めていくとよいです。
買ってよかったもの、選び方については先輩ママさんの声を参考にして、無駄な買い物をしたと後悔することがないようにしましょう。
快適なマタニティライフを過ごし、元気な赤ちゃんが出産できるよう準備をしていきましょう。